6月 272014
 
スクリプトファイルの実行方法

最初に、スクリプトファイルの編集・操作画面に切り替えます。

[オプション]-[リストビュー/スクリプト切替]を選択します。

Operation-01

スクリプト画面に切り替わると画面が以下の3つのエリアで構成されます
・スクリプトビュー
・スクリプトファイル操作用ボタン
・Transfer Log

Operation-02

スクリプトビュー

Operation-03

スクリプト内容の表示・編集領域です。

ここに直接スクリプト記述し、その場で即座に実行できます。
記述したスクリプトをテキストファイルとして保存できます。
また、保存されているスクリプトやテキストエディタで編集したスクリプトファイルを
ここに読みませて実行することも可能です。

これらの機能は次のスクリプトファイル操作用ボタンで操作します。

スクリプトファイル操作用ボタン

Operation-04

Load スクリプトファイルを読み込みます
Save 記述した内容をファイルに保存します
Clear 表示された内容を消去します
Execute スクリプトを実行します
Stop 処理中のスクリプトの実行を停止します

Transfer Log

Operation-05

スクリプトファイル操作用ボタンの[Execute]ボタンをクリックすると、
スクリプトの文法チェックが行われた後にスクリプトの内容が実行されます。
そして、実行結果が「Transfer Log」内に以下の各項目として表示されます

Time ログを追加した時間 (hh:mm:ss:msec)
mode SPI/I2C 転送モード (SPI/I2C)
dir 転送方向の表示 (read/write, miso/mosi)
m/s マスタ/スレーブモードの表示 (master/slave)
freq 動作周波数の表示 (KHz 単位)
addr I2Cスレーブアドレスの表示 (16進表示)
Size データ転送長の表示 (10進表示)
Data 転送データの表示 (8バイト以降は省略します)

ここまで、「USB61Uty.exe」のスクリプト機能を見てきましが、
このようにスクリプトを使うことで簡単な確認作業やテストを行ったりできるため
ゼロからプログラムを作成することなく、I2C/SPIデバイスアクセスの開発作業を効率よく行えます。

今回は、「USB61Uty.exe」が持つスクリプト機能について紹介しました。
次回は、REX-USB61のライブラリ関数(API関数)について紹介します。


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I2C RTCデバイスにアクセスする
I2C気圧センサーにアクセスする(その1)

REX-USB61mk2の新機能 EEPROM書込みユーティリティ


この記事で紹介した製品

REX-USB61製品画像
REX-USB61 - USB-SPI/I2Cプロトコル・エミュレーター

USB61-EEPROM本体
REX-USB61-EEPROM - SPI/I2C Serial EEPROM 基板

USB61-EP
REX-USB61-EP - SPI/I2Cプロトコル・エミュレーター EEPROM基板セット

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