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この製品は、従来品 REX-USB60Fの後継製品になります。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

本製品はホスト端末との接続コネクタに
[USB Standard Type A]コネクタを採用しています。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

【対応OS】

REX-USB602F対応環境

※本製品にはドライバーCDおよび印刷物の取扱説明書は付属しておりません。
当社サイトやGoogle Playよりダウンロードしていただく必要があります。


↑クリックするとRaspberry Pi対応情報が表示されます。
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商品名 USBシリアルコンバーター(USB Type-Aコネクタ)
型番 RS-USB602F
商品コード 8000261
JANコード 4949090600706
メーカー ラトックシステム
価格 定価:7,040円
6,400円(税抜)
販売:7,040円
6,400円(税抜)
会員5,799円
5,272円(税抜)
在庫
納期目安 1週間程度
複数購入に関するお問い合わせは下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
数量:

【タブレットPCでもRS-232C機器が接続可能】



* USB ポートにRS-232C 機器が接続可能
RS-USB602FはパソコンのUSBポートに、RS-232C機器(シリアルデバイス)を接続し、制御・管理できるUSBシリアルコンバーターです。
USBポートからのバスパワーで動作し、外部からの電源供給は不要です。
約30cmのケーブルでRS-232C機器と接続し通信が可能です。
これまでのRS-232C機器の資産を活かしつつ、シリアルインターフェイスを持たないUSBポート搭載PC・Android端末などを接続することができます。

※離れた設置場所との通信が必要な場合は、別製品で250cmのロングケーブルモデル「RS-USB602F-25」も用意しています。

* 従来品 REX-USB60Fの後継製品

本製品は、従来品 REX-USB60Fの後継製品になります。
内蔵のUSBシリアルコントローラ(FTDI社製)の販売終了にともない、同じFTDI社製の互換のUSBシリアルコントローラへ切り替え、商品名をRS-USB602Fに変更し、REX-USB60Fの後継品として商品提供を継続します。
したがって、REX-USB60Fの置き換え製品として安心してそのままご使用頂けます。

* D-Sub 9ピンコネクタでRS-232C機器に装着

RS-USB602FのRS-232Cコネクタは、D-Sub 9Pinオス(EIA/TIA-574 仕様)を採用。
別途市販の変換コネクタを使用すれば、D-Sub 25ピンの機器も接続できます。


コネクタ変更や特定機器向けのカスタマイズなどOEM向け受注生産については、受託開発の窓口までお問い合わせください。


* 設定不要の簡単セットアップ(Windows)
デバイスドライバーをダウンロード提供。セットアップファイルを実行して本製品をUSBポートに接続するだけで、仮想的にCOM(RS-232C)ポートとして認識されます。
USBでホットプラグ
パソコンのIRQリソースは占有せず、空いているCOMポートに仮想COMポートとしてアサインされます。
COMポート番号は、デバイスマネージャーより変更可能です。
COMポート割り当て

※RS-232Cポートに接続して使用するシリアルマウスはサポートしていません

* Windows のCOMポートデバイスとして使用可能
WindowsPCで使用時、RS-USB602Fに接続しているデバイスは自動的にCOMポートデバイスとして認識。
既存のCOMポートアプリケーションがそのまま使用可能です。

* 通信を確認するためのサンプルプログラムを提供
簡易ターミナルアプリのサンプルプログラムをソースコード付きでダウンロード
提供。お客様のプログラム作成にお役立ていただけます。
各種ソフトウェアのダウンロードはラトックシステムの製品紹介ページよりお願いします。
ダウンロードはこちら


* Android端末でもRS-232C機器が使用可能

* AndroidスマートフォンやタブレットでRS-232C機器が使用できます。
RS-232CポートをもたないAndroidスマートフォンやタブレットからUSBポート経由でRS-232C接続のバーコードスキャナー、電子天びん、磁気カードリーダー、RF-IDタグリーダーなどに接続できます。
※ 古いスマートフォンやタブレット等のUSBホスト機能に対応していないUSBポートでは使用できません

* Android用通信ユーティリティをダウンロード提供

通信パラメータ等の設定アプリ「RS-USB602F対応通信・設定ユーティリティ USB60Term」をGoogle Playにてダウンロード提供します。
このアプリは以下の機能があります。
- RS-232Cポートの通信パラメータの設定
- 文字列データの送信および受信の簡単な確認

>>ダウンロードはこちら⇒[USB60Termダウンロード]





* 通信状態がよくわかる通信モニターLED搭載

COMポート割り当て
本製品と接続された機器との通信状態がわかるLEDを搭載。
USB バスから正常に5V 供給が行われていればPOWER LED が点灯します。
※POWER LEDは消灯している場合、本製品は使用できません。
RS-USB602F本体にはPOWER LEDのほか、送信・受信LED を搭載。 データの流れを簡単にモニターすることができます。

* Raspberry Piでは /dev/ttyUSBx デバイスとして認識

FTDI社製USBシリアル コントローラ用のドライバ「ftdi_sio」を利用でき、/dev/ttyUSBx デバイスとして認識されます。
PythonのPySerialモジュールで簡単に制御できます。
詳しくは[ラズパイ対応情報]をご覧ください。


* 有害10物質不使用

*RS-USB602Fは、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDE、DEHP、BBP、DBP、DIBPの有害10物質を使用していない、環境と人にやさしい製品です。

>> ラトックシステム有害化学物質制限の取り組み


◆一般仕様◆
■USBシリアルコンバーター RS-USB602F

名称 USBシリアルコンバーター
型番 RS-USB602F
インターフェイス USB USB Specification Rev2.0準拠
RS-232C EIA/TIA-232-F Standards準拠
RS-232C 最大DTE速度 最大230 Kbps
LEDインジケータ POWER / TXD / RXD
RS-232C 接続コネクター D-Sub9 オス/固定ネジ#4-40 六角メス
USB 接続コネクター Standard-A コネクタ(Type-A)
電源電圧 DC+5V (USBバスパワー)
平均14mA (5V) / 最大22mA (5V) / サスペンド時約 1mA
外形寸法 本体部 約85mm(L)×28mm(W)×11mm(T)
ケーブル全長約85cm
重量 約55g
製品内容 ・REX-USB602F本体
・インストールガイド
・保証書(1年)
※本製品にはドライバーCDは付属しておりません。
当社サイトやGoogle Playよりダウンロードしていただく必要があります。
ダウンロード提供ソフトウェア シリアル通信ドライバー(Windows用)
サンプルプログラム(Windows、Android用)
対応機種 USBポートを装備したWindows PC、Android端末
対応OS 【Windows】
Windows 11、Windows 10
Windows Server 2025、Windows Server 2022、
Windows Server 2019、
※32ビット/64ビット両対応

【Android OS】

■ご注意
・本製品は国内仕様となっており、海外についての保守およびサポートはおこなっておりません。
・記載されている名称・商品名は各社の商標または登録商標です。
・予告なく外観または仕様の一部を変更することがあります。


ハードウェア仕様

■コネクタピンアサイン

D-SUB 9ピン(オス)D-SUB 9ピンオス

ピン番号 信号名 説明
1 Data Carrier Detect (DCD) キャリア検出
2 Receive Data (RxD) データ受信
3 Transmit Data (TxD) データ送信
4 Data Terminal Ready (DTR) 端末レディ
5 Signal Ground (SG) 信号用接地
6 Data Set Ready (DSR) データセットレディ
7 Request to Send (RTS) データ送信要求
8 Clear to Send (CTS) データ送信可能
9 Ring Indicate (RI) 被呼表示

【Raspberry Pi 対応情報】

このページでは、RS-USB602FをRaspberry Pi で使用するための情報を提供しています。

概要
RS-USB602FをRaspberry Piで使用するためには、FTDI社製USBシリアル コントローラ用のドライバ「ftdi_sio」を利用します。
このドライバは、Raspberry Pi OSのインストール時に標準でインストールされ使用できるように設定されます。
ここで説明する簡単な設定だけで RS-USB602Fも使用することが可能になります。
設定手順

REX-USB602Fの装着と確認


RS-USB602FをRaspberry PiのUSBポートに装着します。
そして、RS-USB602FのVendorID=0584とProductID=b050を指定して [lsusb]コマンドを実行します。

~ $ lsusb -d 0584:b050
Bus 001 Device 009: ID 0584:B050 RATOC System, Inc. RS-USB602F
RS-USB602Fが正しく検出されている場合、上記の表示となります。

また、[dmesg]を実行して以下の検出ログが確認できます。

~ $ dmesg
...
New USB device found, idVendor=0584, idProduct=b050
New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=0
Product: USB-Serial Converter
Manufacture: RATOC Systems,Inc.
...

usbserial: USB Serial support registered for generic
usbcore: registered new interface driver ftdi_sio
usbserial: USB Serial support registered FTDI USB Serial Device
ftdi_sio 1-1.5:1.0: FTDI USB Serial Device converter detected
usb 1-1.5: Detected FT232BM
usb 1-1.5: FTDI USB Serial Device converter now attached to ttyUSB0

以上で、RS-USB602Fが/dev/ttyUSB0 として使用できるようになりました。

通信の確認
ここでは、Raspberry Pi と Windows PC にそれぞれ、RS-USB602Fを接続し相互にデータを送る簡単な通信確認を行います。
RS-USB602F同士を接続するケーブルは、クロスケーブルを使用します。
ケーブルの接続ができたら、Raspberry Pi側とWindows PC側でそれぞれターミナルソフトを起動しデータ通信を行います

すべての接続ができたら、Raspberry Pi側とWindows PC側でそれぞれターミナルソフトを起動しデータ通信を行います。
Raspberry Pi側のターミナルソフトは「cutecom」を使います。
Windows PC側のターミナルソフトは「Teraterm」を使います。

Raspberry Pi側でcutecomm がインストールされていない場合は、 cutecom を以下のコマンドでcutecom をインストールします。

~ $ apt-get install cutecom

cutecom を起動します。

cutecomメイン画面


最初に通信パラメタを変更します。
cutecom設定画面

Device: 欄の [/dev/ttyS0] をREX-USB602Fのデバイス名 [/dev/ttyUSB0] に変更します。
[Baud rate][Data bits][Stop bits][Parity]を設定します。
openボタン
最後に、[Open Device]をクリックします。
以上で準備はできたので、実際にデータを送信・受信して確認します。

送信テストは、CutecomのInput欄にテスト用の送信文字列を入力し、リターンキーを押します。
そして、送信文字列と同じ内容が Windows PC側で表示されることを確認します。

受信テストは、Windows PC側から送信したデータが Cutecomの画面上側の欄に表示されることを確認します。

Pythonでの使用
ここでは、PythonスクリプトでRS-USB602Fを使用する方法を説明します。
PythonでUSBシリアルを使用する場合、pyserialモジュールが利用できます。

データの送信

以下のスクリプトは、現在の日時を取得し文字列に変換して送信します。
1秒おきの送信を10回繰り返して終了します。

import sys
import serial
import time
import datetime

def main():
ser=serial.Serial('/dev/ttyUSB0',9600,timeout=10)
title="Serial port send test : "+ser.portstr
testmsg="a quick brown fox jumps over the lazy dog."
print(title)
i=0
while i < 10;
d= datetime.datetime.today()
str1=d.strftime("%Y-%n-%d %H:%M:%S: ")+testmsg+'\n'
outdata=str1.encode('utf-8')
ser.write(outdata)
print(outdata)
i=i+1
time.sleep(1)
ser.close()
print("End of send test")

if __name__ = '__main__'
main()

・モジュールのインポート

最初の [import serial] で pyserialモジュールをインポートします。

・通信ポートのオープン

serial.Serial('/dev/ttyUSB0', ...) でRS-USB602Fのデバイス名を使ってポートをオープンします。

・データの送信

シリアルデータの送信は、write() 関数で行いますが、送信データはバイト型データで送る必要があります。
一方、変数 str1 は文字型変数なので str1.encode('utf-8') を使って
文字型データからバイト型データに変換を行った後に ser.write(outdata) でデータを送信しています。


データの受信

以下のスクリプトは、データを改行コード(LF)まで受信したら、現在の日時を先頭に付けて画面に表示します。
10回受信したら終了します。


import sys
import serial
import time
import datetime

def main():
ser=serial.Serial('/dev/ttyUSB0',9600,timeout=10)
title="Serial port read test : "+ser.portstr
print(title)
i=0
while i < 10;
d= datetime.datetime.today()
str1=d.strftime("%Y-%n-%d %H:%M:%S")+'\n'
indata=ser.readline()
str2=indata.decode('utf-8')
print(str1 +str2)
i=i+1
ser.close()
print("End of read test")

if __name__ = '__main__'
main()


・データの受信

シリアルデータの受信は、readline()関数で行います。
受信データは、バイト型データで取得されるため、文字列として扱うために
str2.indata.decode('utf-8') を使ってバイト型データから文字型データに変換してから画面に表示します。


このページで紹介した情報を「RS-USB602FのRaspberry Piでの使用について」というドキュメントまとめており、こちらからダウンロードできます。


(ここで紹介されている内容は、2024年6月27日時点での情報に基づいています。)

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