◆Raspberry pi I2S信号Digital Audio(S/PDIF)コンバータ基板の一般仕様◆
名称 | Raspberry pi I2S信号Digital Audio(S/PDIF)コンバータ基板 | |
型番 | RAL-SRC4392P | |
インターフェイス(入力) | I2S、I2C(0x70/71) Raspberry pi GPIO40P信号より取り出し | |
インターフェイス(出力) | I2S、S/PDIF(光デジタルーToslink、同軸RCA 75Ω) | |
SR Converter LSI | TI(BB) SRC4392 | |
外部電源入力端子 | JST XP-2P DC+5V/300mA以上。 | |
消費電流 | 90mA/DC+5V High Sampling Rate(192kHz)変換実行時 | |
動作環境 | 温度:0~40℃ 湿度:20~80%(ただし結露しないこと) |
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基板寸法 | 56mm x 85mm (Raspberry pi B,B+と同一寸法、取付アナ位置も同一) | |
重量 | 55g | |
パッケージ内容 | RAL-SRC4392P基板JST XH-2P コネクタハウジング(赤、黒電線 圧着挿入済) 1個 JST PH-8 コネクタハウジング 1個JST PH-9コネクタハウジング 1個 JST PH-4 コネクタハウジング 1個 PHコンタクト圧着済(片側)バラリード線(200mm) 20本2.6M 小ナベビス 8個 2.6M 両メネジサポート 4個 |
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保障期間 | 1年 | |
生産地 | 日本国 |
■ご注意 |
・本製品は国内仕様となっており、海外についての保守およびサポートはおこなっておりません。 ・記載されている名称・商品名は各社の商標または登録商標です。 ・予告なく外観または仕様の一部を変更することがあります。 |
タイトル | ダウンロード | 説明 |
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RAL-SRC4392P ドキュメント&ソフトウェア一式 | RAL_SRC4392_1R0.zip | 【1:寸法図】 RAL_SRC4392_dimention_101217.pdf 【2:ブロック図】 RAL-SRC4392ブロック図.pdf 【3:User's Guide】 RAL-SRC4392P User's Guide_1R1.pdf 【4:muteコントロール Pythonプログラム】 src_mute_onoff_3.py 【5:回路図】 SRC_sch(Rev1.0).pdf 【6:初期設定 Pythonプログラム】 src4392_2R7.py 【7:サンプリング周波数設定 shell script】 src4392_setfs_2.sh |
SRC_sch(Rev1.0)回路図 | SRC_sch(Rev1.0)回路図.pdf | SRC_sch(Rev1.0)回路図 |
【Raspberry Pi Audio用S/PDIF, I2Sマスターククロック⽣成基板】
RAL-SRC4392PはRaspberry piのI2S出⼒のBCKやLRCLKをノイズやジッタが少ないものに変換し、同時に⼀般的なDAC Chipに接続するために必要なMCLK(Sys CLKとも呼ばれる)と同期したI2S信号を作り出すことを⽬的とした基板モジュールです。
●64fsフォーマットの標準I2S信号を⽣成
●最⾼192kHzのS/PDIF信号を⽣成
●電源やGND経由のノイズ、信号線に寄⽣するノイズを遮断
●アイソレーショントランス経由でS/PDIF信号出⼒ノイズを遮断
●デジタルオーディオ信号処理シリコン BB(TI)SRC4392を採⽤
●Raspberry Piに標準的なDACとのインターフェイスを提供。
DAC⽤マスタークロック信号がなくソフトウェアで合成されているRaspberry pi オリジナルのI2S(LRCLK,BCK,SDOUT) 出⼒信号を元にマスタークロックとそれに同期したI2S信号、S/PDIF信号を⽣成。
基板上に2系統(44.1k/22.5792MHzおよび48k/24.576MHz)の独⽴した低雑⾳⽔晶発振モジュールを 実装しマスタークロックを⽣成、それに同期した64fsフォーマットの標準I2S信号を⽣成。
基板上のマスタークロックに同期した最⾼192kHzのS/PDIF信号を⽣成。
チャンネルステイタスを含めた互換性の⾼い信号品質。
Raspberry piのGPIOとは本基板上のデジタルアイソレーションICにより電源およびGND、I2S信号、I2C信号を完全に分離。
電源やGND(電源Return)経由のノイズ、信号線に寄⽣するノイズを遮断。
S/PDIF信号出⼒はToslink(光、96kHzまで)、アイソレーショントランス経由の同軸 (COAX 75Ω、192kHzまで)を装備。
完全にGNDを分離、⼊⼒のデジタルアイソレーションと合わせて⼆重にRaspberry pi本体と分離することにより、ノイズの影響を遮断。
サンプリングレートコンバータ、デジタルオーディオ信号処理シリコンとして定評のあるBB(TI)SRC4392を採⽤。
設定ソフトウェアコード(Python2.7)、fs設定ユーティリティ(bash)を提供。
TI(BB)PCM17xxシリーズ、Cirrus(Wolfson)、AKMなどマスタークロックを必要とする標準的なDACとのインターフェイスを提供。
定評ある標準的DACによりRaspberry piオーディオの世界がひろがります。
(注1) 本基板のI2S出⼒はデータ⻑24bit(64fs)、先頭1bitダミーのLPCM標準フォーマットです。
(注2) S/PDIF出⼒も64fs、データ部24bitの標準フォーマットです。
Channel statusのfsデータエリアにはデータに対応するfsを⽰すインディケータ(44.1,48,88.2,96,176.4、192kHz のいずれか)がsetされます。
(注3) 本基板のSRC4392のI2S⼊⼒は標準フォーマット以外のデータ⻑の2倍のfs(16bit⻑で32fs、24bit⻑で48fsなど) を受け付けますが、マスタークロックとの同期、64fsの出⼒信号の⽣成のためにはMPD側は64fs出⼒の設定を推奨します。
Volumio2の場合はSampling Rate変換をEnableに、bit⻑を24bitもしくは32bitに設定して下さい。
(注4) 本基板はRaspberry pi基板と完全に独⽴した電源(DC+5V/1A)が必要です。⽤意できない場合は Raspberry pi本体と共通の電源を使⽤することもできますが、GNDループによるハムやノイズに注意して下さい。
(注5) Raspberry piのMPDは楽曲再⽣停⽌時にはI2S信号の送り出しを停⽌します。
本基板上の SRC4392はI2S⼊⼒が停⽌すると同期が外れますので1秒ごとにポッという警告⾳を発します。
この警告⾳をmuteするためのSoftwareをdownloadしてinstallして下さい。