こんにちは
前回の記事「SPI/I2C Serial EEPROMへのアクセスを簡単に(その4)」では、「USB61Uty.exe」の機能を使ってSerial EEPROM の一部分(数バイト)のみの書き換えを効率的に行う方法を紹介しました。
ただし、この作業もメニューから操作をひとつずつ指定する必要があるため、デバイスへのアクセス量が多くなってくると、作業が煩雑になり大変です。
そこで「USB61Uty.exe」にはこれらの作業を自動的に繰り返して行えるよう作業手順をスクリプトという形で記述してバッチ処理をする機能が用意されています。
今回はこのスクリプトの使用方法について紹介していきます。
SPI/I2C関連のトピック
REX-USB61-EEPROMに添付の専用ソフト EEPROMProg.exe Rev.2 がリリースされました。REX-USB61mk2に対応しました。そして、以下の設定・機能が追加されました。
デバイスへの電源供給 1.8V, 2.5V 使用周波数(SPI) 1KHz~50000KHz 使用周波数(I2C) 1KHz~50000KHz バス幅(SPI) Quad通信対応 登録済みデバイスおよびメーカが追加されました。
I2C FRAM Fujitsu製 / CYPRESS製 SPI EEPROM ISSI製 / SPANSION製 / winbond製 詳しくはREX-USB61-EEPROMの製品情報をご覧ください。
RATOC e2eStoreでは、SPI/I2C Serial EEPROM基板 REX-USB61-EEPROMとREX-USB61をセットにした商品『REX-USB61-EP』を販売しています。