-
-
名称 PoE to RS-232C コンバーター 型番 RS-ET62 シリアル
インターフェイス規格RS-232C EIA/TIA-232-F Standards準拠 Ethernet Ethernet IEEE802.3/802.3u/802.3az/802.3RMII準拠 100BASE-TX
半二重 / 全二重(自動判別)PoE IEEE802.3at Type1(802.3af)準拠PoE 受電機器(PD) RS-232Cトランシーバー MaxLinear SP3232ECY(または同等品) Ethernetコネクタ RJ-45 ×1 RS-232C 接続コネクタ D-Sub9Pin(オス) × 1 通信プロトコル TCP/IP
RS-232C 入出力レベル ドライバー ハイレベル出力:+5V(min)/+5.4V(TYP)
ローレベル出力:-5V(min)/-5.4V(TYP)レシーバー 入力電圧範囲:-15V(min.) ~ +15V(max.) RS-232C 通信方式 非同期通信
RS-232C通信
パラメーターデータビット長 7/8 ストップビット 1/2 パリティ None / Even / Odd フロー制御 「無し」
「RTS/CTS」
「DTR/DSR」
「XON/XOFF」RS-232C 通信速度 1200/2400/4800/9600/19200/38400/57600/115200 bps 伝送距離 RS-232C / 15m 外形寸法 100mm(L)×67(W)×23(T) [mm](突起部を除く) 重量 約 230g (本体のみ) 電源電圧 DC 5V(ACアダプター使用時) / DC 37V-57V(PoE受電時) 消費電流 PoE受電時 Class1 1.1W (最大) 動作環境 温度: 0 ~ 55℃
湿度: 20 ~ 80%
※ただし結露しないこと
ソフトウェア 仕様 RS-ET62 ConfigTool Ethernet 接続設定を行う。
シリアルポートの設定を行う。COMエミュレートドライバー
(RATOC VSP)本製品を仮想COMポートに割り当てる 通信サンプルプログラム
(VC++2008)RS-232C送受信をおこなう(COMモード / Socketモード)
ソースコード添付対応OS Windows 11 / 10 ※64ビットのみ対応
添付品 ・RS-ET62 本体
・埃防止ラベル
・保証書
ACアダプター(RSO-AC05L)は別売。別途でご用意ください。
■ご注意 |
・本製品は国内仕様となっており、海外についての保守およびサポートはおこなっておりません。 ・記載されている名称・商品名は各社の商標または登録商標です。 ・予告なく外観または仕様の一部を変更することがあります。 |
■RS-232Cコネクタピンアサイン
ピン番号 | 信号名 | 説明 |
---|---|---|
1 | NC | 未接続 |
2 | RxD | データ受信 |
3 | TxD | データ送信 |
4 | DTR | 端末レディ |
5 | GND | グランド |
6 | DSR | データセットレディ |
7 | RTS | データ送信要求 |
8 | CTS | データ送信可能 |
9 | NC | 未接続 |
DCD/RI の機能は使用できません。 フロー制御は製品本体で自動的におこなわれます(Win32通信APIでの制御はできません)。 |
タイトル | ダウンロード | 説明 |
---|---|---|
RS-ET62 ダウンロード | e2e_download.pdf | 各種ダウンロードソフトウェアや製品情報は運営元の ラトックシステム株式会社のWebページ にてダウンロードいただけます。 |
● PoE対応ハブから電源供給
● PCレス用途に適した対向モードにも対応
● Windows用設定アプリケーション「ConfigTool」を提供
● COMポートデバイス用アプリケーションが使用可能
● RS-232C通信サンプルプログラムをダウンロード提供
● 35mmDINレールに取り付け可能
● 有害10物質不使用
● 導入例:事務所から離れた倉庫のRS-232C機器と通信
● RS-ET62の一般仕様
● RS-ET62の各部名称
RS-ET62はEthernet経由でシリアル機器を制御するPoE対応ユニットです。RS-232C信号をTCP/IPプロトコルに変換、シリアルデバイスをIPデバイスとしてSocket APIにて制御可能です。
本製品は、PoE(Power over Ethernet)に対応。PoEに対応したハブから電源供給をおこないますので、AC電源のない環境への配置も可能です。
PoEのPSEが接続されていない場合は、別売のACアダプター(RSO-AC05L)からの電源供給も可能。
本製品は、デバイス(DCE)側に接続するTCP Clientモード(以下、Clientモード)に加え、ホスト(DTE)側に接続するTCP Serverモード(以下、Serverモード)をサポートしています。ServerモードとClientモードを対向通信することにより、直接RS-232Cデバイス同士の通信が可能です。
iOS、Android、Raspberry Pi、Linux、Windowsなどから、シリアルデバイスを制御可能です。
接続可能なDTE機器は、PC、PLC、DTE機能を持ったシリアル機器など、OSの種類や搭載/非搭載に依存しません。
モードの設定はWindowsアプリケーションでおこないます。設定完了後は双方の電源が投入されていれば、自動的に接続します。ルーターやVPN越えの通信も可能です。
RS-ET62を使って、シリアルデバイスとEthernet機器(PLCなど)の通信をPCを介さずにおこなうことができます。
本製品のコネクタはD-Sub 9ピン(オス)で、別途市販の変換コネクタを使用すれば、D-Sub 25ピンの機器も接続できます。
ConfigToolではネットワークのIPアドレス設定、シリアル通信のパラメーター設定などが可能。設定後はTCP/IPプロトコルスタックをサポートしているさまざまなホストコンピューターから、RS-ET62へアクセスできます。
ダウンロード提供のCOMポートエミュレートドライバー「RATOC-VSP(Virtual Serial Port)」を使用することで、RS-ET62に接続しているデバイスをCOMポートデバイスとして認識します。(Serverモード使用時)
COMポートデバイス用アプリケーションがそのまま使用可能。
※ 全てのCOMポートアプリケーションの動作を保証するものではありません。
※ 16bitアプリケーションやI/Oポートを直接制御しているアプリケーションは使用できません。
RS-ET62のアプリケーション開発を支援する通信サンプルプログラム(Microsoft VC++2010)をダウンロード提供。ソースコードを含むSocketAPI、WinAPIが収録されています。
(本サンプルプログラムは、RS-ET62専用です)
RS-ET62には2種類のネジ穴を設けています。
汎用のDINレール固定金具を取り付けることで、簡単にレールへ設置が可能。また、制御板に直接ネジ止めすることも可能です。
※※※ ご注意 ※※※
本製品には、DINレール固定金具は含まれておりませんので、別途でご用意ください。
RS-ET62は、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDE、DEHP、BBP、DBP、DIBPの有害10物質を使用していない、環境と人にやさしい製品です。
>> ラトックシステム有害化学物質制限の取り組み
事務所のパソコンとRS-232C機器との通信、制御をEthernet経由でおこない、シリアルデバイスのデータ収集、制御をおこないます。